外と内とに明確な境界を
1Fは、生活感をなくしてシンプルに。かつ、外に対して閉じた「自分たちだけもの」のような空間に。1Fに扉はほとんどなく、壁にはのぞき穴などがもあいている。これは家族同士の気配をつねに感じ取れるような工夫だ。傾斜地の特性を活かして空間に高低差をつけ、部屋間の感覚的な境界設定をすることにより、実際の生活空間よりもかなり広く感じることができる。
中央のライトコートからいったん外にでて屋上に上がれば眺望と自然を満喫できる。さらに趣味の音楽と映像を思う存分楽しめる自分だけの部屋も用意した。