家族の気配を感じる住まい
お施主様と初めてお会いしたのは完成見学会。その後しばらく時間が空き、お家を計画する段階になって改めてご相談頂いた。
お施主様からは、効率よく家事ができ整理された住まいにしたい、家族団らんができ、年を重ねていっても家族が話しやすい雰囲気をもつ家、子供が大人になって一緒にお酒を飲めるような住まいにしたい等のご要望があり、
回遊性のある奥様の家事導線、お子様が帰宅した際の導線、ご主人様の導線など家族の導線を入念に検討した。
基本計画は、1階で生活動線が完結するように平屋の構成で計画し、2階はお子様の部屋のみとして平屋+αのような構成でご提案した。
奥様は買い物から帰宅後、ウォークインクローゼットを通り、パントリー、キッチンにアクセスできる。
水回りは洗面と脱衣所を分けるように配置し、脱衣所には収納と乾太くんを設置した。
寝室から出れるコンクリートデッキには特注の布団干しと物干しバーを設置し、家事を楽にできるように配慮してある。
生活空間の中心となるLDkを中心として各部屋にアクセスできるようになっており、リビングにはご主人様のワークスペースを併設し、在宅ワークができるようになっている。
外構も同時に施工させて頂き、植栽がアクセントとなり、お家の雰囲気が優しい風合いになっている。