北側道路の敷地を活かしプライベートガーデンを設ける
お施主様は、数年来弊社の見学会やイベントをフォロー下さり、「依頼するならSHOEIさんに」と仰って下さっていた。
そんな中入手した土地情報は、閑静な住宅街の中の一画で、畑を造成した縦長の90坪弱の北側道路の土地であった。
一般的に北側道路は陽当たりの点から敬遠されがちだが、北側道路の良さは、住宅を工夫して配置することでプライベート空間を設けることができる点だ。
今回の敷地では、建物を敷地のやや真ん中寄りに配置して、リビング等の居室空間を南側に計画し、リビングからデッキを通じてアクセスできるプライべートガーデンを設けた平面計画となった。
このように、北側道路の敷地の良さは、南道路の土地と比較して、居室空間を道路側に配置せず、道路側から見えないようにプライバシーを確保した静かな住環境を得ることができる点だ。
陽当たりのよいガーデンでは、お施主様が家庭菜園をしており、リビングには明るい光が注いでいる。