和の趣を残したデザイン
建物は、左官と木の調和によりシンプルな中にちょっとした和風の趣を。外壁は、ファイバーメッシュと樹脂モルタルで仕上げる気密性の高い「湿式外断熱工法」を採用し、クラックの発生も抑えている。一方内部は、ロフトや本棚兼用型のハシゴ、吹抜けの手摺本棚、ベンチなどちょっとした工夫をプラスした。さらに、風呂の坪庭、子どもたち専用のルーフデッキなども備えている。
庭には、建物と人との関係をよく考えて植えられた四季折々の美しい緑が。建物を引き立たせ、すまい手を癒しの効果ももたらしている。
長年の住宅への想いに精一杯応えさせていただき、感謝の言葉を頂くことができたときには、こころから嬉しく思った。