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2011.11.28
「地震に強い家」という講義をさせていただきました。

昨日11/27(日)に山梨中央銀行のローンスクエアの第二回「家づくりセミナー」で、
「建築士の目から見た地震に強い家」~一級建築士より災害に強い住宅構造について~
というテーマで講義をさせていただきました。

耐震 耐震補強 構造計算 地震に強い家
数多い一級建築士の中からご指名頂き大変嬉しく思います。ありがとうございました。

定員20名という少数限定でしたが、用意した席が一杯になるほどの方にご来場頂きました。
ご出席頂いた方々は、ローンの相談にくる程の方ですので、
具体的に新築をお考えということもあり、皆さん熱心に聞きいてくださいました。
昼食の後で眠くなる時間帯でしたので、なるべく文字でなく、写真や絵の資料を用意して
解説していきました。それが良かったのか、最後までスヤスヤ、カックンとなる方が
いなかったのでホットしました。

耐震 耐震補強 構造計算 地震に強い家

全体の流れとしては、

①現行の建築基準法での地震力に対する考え方

②近年の地震被害の状況と破壊・倒壊の原因

③現行法規に基づく設計方法の問題点

④では具体的にどうすればよいのか?

⑤結論

⑥東日本震災以降の人々の住まい対する考えの変化

です。

講義の内容は、普段新聞広告やHPに書いてあるような
「こんなに凄い基礎や柱ですよ!」ということではなくて、
もう少し踏み込んで、
専門書でないと読み解けないような、あまり知られていない大切な情報を
どこが、どう、なぜこうすべきなのか!という論点で解説していきました。

耐震 耐震補強 構造計算 地震に強い家

例えば、必ずしもべた基礎が重要ではないとか、通し柱の方が弱いこともあるとか、
現行法規では二階建木造は構造計算しなくていいことになっているとか、
阪神大震災の時に震度7を記録した地域でも構造計算によって計画した建物は
外見上は無被害又は被害が軽微にとどまっているものがほとんど・・・・など。

最後に一番大切なことは、

構造計算をした計画を行い、それに基づいたしっかりとした施工がなされていること。
また、長持ちするようにメンテしやすく作ったり、雨仕舞をしっかり納めておくことなど、
直接耐震に関わらない部分でも怠ると、腐食などにより耐震性能が低下することもあるので
地震対策としては重要ですと結論づけました。

ここでは、ちょっと書ききれないので
ご来場いただけなかった方で、ご興味ある方はお問い合わせいただければ対応いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

近々、耐震補強大改造リフォームNDR PROJECT UP予定です。
こうご期待ください。

大原 正


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