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先日プレカット部材の納品となり、現場へ構造材が搬入されました
早速、土台敷き・・・
のつもりでしたがあいにくの雨でした 残念ですが延期です
危ぶまれた天候も一転、今日は回復し、土台敷きです
まず、出来あがった基礎の天端に土台を並べる墨を出します
この墨が家を建てる基準線となりますので、正確に計測し、念入りに確認します
墨出しが終わると、土台にアンカーボルトのボルトが通る穴を開ける作業です
アンカーボルトの位置を基準墨から計り、土台に移していきます
穴あけが終わるといよいよ土台を敷き並べていくわけですが、その前にまだひと工程あるんです
弊社の基礎の床下は室内環境と同じ扱いとなるため、「床下換気」ではなく、「床下気密」となるよう
外気と床下空間を完全に遮断するのです。よって、土台の下には、気密を確保するため「気密パッキン」
を施工します。これにより、土台と基礎の隙間から外気が室内に流入することを防いでくれます。
特に今回は「そよ風」というパッシブソーラーシステムを採用していますので、床下の気密確保は最重要
ポイントです。 ※詳しくは弊社HPのそよ風を参照下さい
ようやく、土台敷きです
土台の固定には、特殊なナットを使用します
床下地にネダレス合板(厚みが24㎜ある根太が不要な針葉樹の構造用合板のこと)を敷き込むため、
土台からボルトやナットが飛び出していると、ネダレス合板を敷き並べる邪魔となってしまいます
それを解消するため、締め込むと金物自身が土台を座掘りながら締め込んでいくナット(その名も「ザボール」)
を使用し土台と基礎を緊結していきます
写真の1本飛び出しているボルトはホールダウン用(基礎と柱を直接緊結するため)のボルトです
こうして土台敷き作業の完了となります
並行して、外部足場も完成したようです
来週からいよいよ建て方です
by okuda