STAFF BLOG
まだ寒さが残りますが、梅が満開を迎え、だんだんと春の訪れを感じる季節となりました。
今朝の富士山は真っ白でしたが、午後は暖かくなると聞いて夕方、散歩でも行きたいなーと思えるくらいの気候になれば嬉しいです。
虫の目覚める時候となり、そろそろ桃の花を待つばかりとなっています。
温かな日差しの元、先日、晴れてF様邸の地鎮祭となりました。
おめでとうございます。
今回のおうちは、SHOEI Ver.やまなしKAITEKI住宅仕様となります。
山梨県独自の補助金も申請予定で、山梨県産材も積極的に取り入れていく予定です。

旧おばあさま宅の建具をお使いになりたいというご要望があり、素敵な建具をお引上げさせていただきました。
今からどうなるのか、私も楽しみです!
こだわりの詰まったご自宅の実現に向け、安全第一を心がけ、しっかりと工事を進めていきたいと思います!

さて、今回も建築を紹介したいと思います。
東京都の九段下にある『Kudan house(九段ハウス)』に行ってきました。
通常非公開の建物なので、「CURATION⇄FAIR Tokyo」というアートイベントにて訪れる形でしたが、機会があれば見たい!と思っていたので喜々として参加。
九段ハウスは現在、会員制ビジネスイノベーション拠点となっていますが、元は邸宅(旧山口萬吉邸)です。
和洋折衷な門を入ると素敵な玄関が迎えてくれます。


この建物の何がすごいかというと、まず、関わっている人がビッグネームばかり。
全員をご紹介すると長文になってしまうので割愛しますが、東京タワーで有名な耐震構造の父、内藤 多仲が構造計算を担っております。
この内藤 さんは、東京タワーの構造計算に携わっている方なのですが、山梨県中巨摩の出身です。
関東大震災を経験した施主が、内藤さんに共感して構造設計を依頼したそうですが、この壁厚!地震に強そうですよね!!

完成したのが昭和2年となりますが、そこから建築当時のそのままの姿を遺しているという点も凄いPOINT。
当時流行したスパニッシュ様式の外観、建物は3階建て地下1階。
主に洋間ですが、2間続きの格式高い和室があり、家具・建具へのこだわりが随所に見られます。
建築費と家具・建具費が同等ぐらいだったとか‥‥拝んでおきました笑

地下にはボイラー室や蔵があり、制気口なども当時のものを利用しているとのことで、まさに戦乱を潜り抜けた近代建築遺産!!
2018年に登録有形文化財に指定されています。
庭はコンバージョンの際に手を入れ直したとのことですが、和洋が混じりあった遊び心のある楽しい回遊庭園でした。
庭から見る建物が美しく、都心とは思えない静かな佇まいに魅了されました。

九段ハウスしかり、日本の近代建築の中でも邸宅は本当に素敵なものが多いです。
皆様も機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください!!!