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2014.11.25
年月を超えるということ
連休、長男のいる金沢へ久しぶりに行ってきました。
父(会長)と母を連れて。
長い間、両親とどこか旅行に行くことが、記憶が無いほど昔だったような気がします。
前から見たいと言っていた兼六園。
ライトアップで池に映った姿がとても幻想的でした。
あまり目が見えなくて足元ばかり見ていた父。
景色もよくわからなかった様子でしたが、
「きれいだなあ~」と何度も言っていました。
朝、起きたら、また兼六園に行きたいというので、
また、兼六園に連れて行きました。
父も小屋組や柱などを見て、昔、棟梁現役だったころを思い出してか、
久しぶりに饒舌にいろいろと語ってくれました。
うん、うんと頷きながら、だいぶ年をとった父を見て、
過ぎて行った年月の深さというか厚みというか、
時間の尊さを感じました。
ちょっぴり親孝行できたのかな。。。
P.S.
兼六園も、このお城も、年月を超えてずっと代々受け継がれて
今日も、人々に感銘を与え続けています。
本物ものづくりは、こういうものなんだなあと思いました。
様々な部分が理にかなっていて、細部までこれを造った人の心が染み渡っている。。