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以前、耐震改修をさせて頂きましたお客様から
お風呂の改修工事を依頼され、この度着工の運びとなりました。
改修工事では、生活しながらの工事となることがほとんどで、
出来る限り工期を短縮し、お客様の不自由な時間を極力軽減
することが求められます。
そのため、入念に工程組みを行い、
材料の手配・準備、職人手配等の段取りを行い、
いざ着工です。
まずは解体工事から。
熟練工のHさんにより手際よく解体・・・と言いたいところですが
在来のお風呂解体、結構てこずりました。
解体材の搬出作業も、廊下を通って人力搬出です。
特に大変だったのは、浴槽がﾎｰﾛｰ（鉄製の風呂桶にｶﾞﾗｽｺｰﾃｨﾝｸﾞが施されている）
だったので、重量が100kg弱と、とても2人で搬出出来る重さではなかったため
急遽、ｻﾝﾀﾞｰにて浴槽を2分割に切断。
浴槽の厚みが5mm近くあったので、ｻﾝﾀﾞｰの刃4枚使っての切断作業。
なんとか無事に解体作業終了。
解体完了後、UB（ﾕﾆｯﾄﾊﾞｽ）を設置するための
ｺﾝｸﾘｰﾄ土間の打設。こちらもﾊﾞｹﾂでせっせと運搬。
打設が完了すると、大工さんの登場。
既存の柱に合わせての下地組。
古い住宅の改修では、水平・垂直、直角の精度が良くないため、
下地をつくる作業が結構大変なんです。
ですが、F棟梁。細かいところまで気を使って頂き、
丁寧な仕事をして頂きました。
ここからは、仕上げ工事。
塗装やさんが木部の塗装を行い、
ｲﾝﾃﾘｱさんは、内装仕上げ作業。
最後に器具付けで内部工事の完成となります。
外部は、既存ｻｯｼを取りはずし、ｻｯｼを新設。
その取り合い部を左官やさんが補修し、塗装やさんが
仕上げ塗り。
職人のみなさまのおかげで、当初の予定よりも
早いお引渡しが出来ました。
こちらが、改修工事のﾋﾞﾌｫｰ・ｱﾌﾀｰ。
お客様も工事期間中は、大変だったかと思います。
本日は新しいお風呂にゆったりと浸かって、
工事中の疲れを癒して下さい。
by okuda