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2015.07.04
「お客様」と「住まい」への約束を果たすということ

今日は、6年前に竣工したS邸へ設計担当と施工担当と共にお伺いしました。

5年前、無垢材を使った大きな(高さ2.1m)玄関引戸が反って開け閉めに不具合が発生。
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また、階段踊り場の床板に割れが発生。

原因は、共に天然板材の収縮によるものですが、天然木の玄関は当時、木の反りが予想を超えたこと。
階段踊り場の板割れは、直下に配置した蓄熱暖房器による乾燥が主な原因。

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当時、速やかに対応はさせていただきましたが、数か月後、また同じような症状が。

その後もこの5年の間、何度かお伺いし、玄関の構造を検討し、造り直し。
その後症状が出なくなりました。

しかし階段の踊り場は、天然木を使用したいとのご希望。
ご希望に沿っていろいろな方法を試みましたが、
直す方法が今日までみつかりませんでした。

今日は、お客様とこの件について、ご了解をいただきました。

これまでの修繕費用は、全額弊社負担としました。

S様、長い間、大変ご迷惑やご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。

最後に、「今後ともお付き合いの程、よろしくお願いします。」とお互いに笑顔でご挨拶をし、
お住まいを後にすることができました。

お母様もニコニコしていて良かったです。

世の中には100%ということは有り得ませんし、それを言えば嘘になるかもしれません。
でも、それに向けて努力や改善はすることはできます。

当時、中々直らない症状に、お客様も悲しそうでした。

5年前、「弊社も私もこのことから逃げるつもりはまったくありません。最後までやらせていただきます。」とお伝えしました。

かっこをつけるのでもありませんが、
設計担当も監督も職人さんたちも
自分たちが「精いっぱいつくった住まい」ですから、
私たちも、もしかしたら、お施主様以上に愛着をもっているからです。

今日は、「お客様」と「住まい」への約束が何とか果たせたかなあと思いました。

明日は、地鎮祭。

また精一杯、良い住まいを造っていこうと思います。

今回の私も含めスタッフへの教訓:

①言い訳はしない。逃げない。

②信頼は失うのは一瞬。信頼を回復するにはたくさんの時間がかかる。

③二度と同じ失敗はしない。

④天然の素材は、反ったりひび割れたりしますが、
それを超える良い風合いや経年変化というものがあります。
天然素材をについては、事前によくその性質のご説明をさせていただく。

でも、もう一つ大切なこと。

失敗は恐れない。


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