STAFF BLOG
スタッフブログ
2012.08.20
棟札(むなふだ)
上棟式とは、建物の新築に際してその棟木を上げるときに、
家屋の守護神と大工の神を祀って、これまでの神恩に感謝し、
竣工するまでの加護を祈ると共に、
新しい建物の永遠の繁栄を祈願する儀式です。
最近では、簡略化され、あくまでも上棟への感謝と
建築主の職方への挨拶という意味合いが強くなっています。
かつては華やかに餅投げなども行い、
昼から夜まで宴会が行われていましたが、
最近は殆ど見られなくなりました。
弊社でも20年くらい前はやってましたっけ。。。
お施主様も施工側も準備大変でした。
今、弊社では簡略化し、
棟札を棟木に取り付ける「棟札奉仕の儀」のみとしています。
棟札は弊社で製作。
表面にお祀りする神様(祭神)のお名、工事名を、
裏面に上棟年月日、お施主様のお名前、設計施工者の名前を
墨書きします。
後は棒書を巻いて水引をかけます。
お祭りする神様は、
屋船久久遅命(やふねくくのちのみこと:木の神様)、
屋船豊宇気姫命(やふねとようけひめのみこと:家屋の守護神)、
手置帆負命(たおきほおいのみこと:工匠の守護神)、
彦狭知命(ひこさしりのみこと:工匠の守護神)、
産土神(うぶすなのかみ:その土地の神様)です。
棟札は上棟式の日まで、会社の神棚に祀っておきます。
無事、安全に上棟できますように!
神様お願いします!