5年越しのプロジェクト
初めてのご相談は2017年。
弊社R/SHOEI(SHOEIのセカンドライン/リノベーション・不動産企画部門)のリノベーションのテイストをお気に入りいただき、『甲府市内の中古物件をリノベして「大人のお店」をつくりたい』と依頼があった。
以来、4年間の物件探しを行ったが、中々ご希望に合う物件に巡り合わず、紆余曲折を経て最終的に甲府市中心街で新築となった。
物件探しと並行し、数年に渡って、輸入ドアや、照明、椅子などの店舗什器を探しに東京、神奈川、遠くは兵庫県までも出かけた。
5年にも渡り、ずっと弊社のことを信じてお待ち頂いたこととてもうれしく思います。
テーブルは輸入の古いアイアンレッグにアメリカの古材フローリングの組み合わせ。
天板は、ショップに注文したものの仕上がりのニュアンスが気に入らず、社長自ら塗り直した。
トイレは遊んでほしいという依頼だったので、かつてビニルクロスが誕生する前に、主に天井材として100年以上前から使用されていたアメリカのティンパネルを天井壁に採用した。
鏡はフランスの古いものを採用した。
便器も日本の便器のように過剰な機能のないシンプルなブラックのコーラー社製のものをアメリカから輸入した。
照明は、フランス、イタリア、イギリス、アメリカの各国の古いものを採用し、電球の色も限りなく蝋燭の光のケルビンに近いLED電球を採用した。