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今回は外壁工事です
弊社外壁仕上げのパターンは、左官塗り壁仕上、ガルバリウム鋼板仕上、サイディング仕上
板張り仕上と様々なバリエーションがありますが、今回TBTの外壁仕上げは、
サイディング仕上(厚み16mm)を採用です
サイディング張りの場合は、通気胴縁+金具留め工法を採用しています
通気工法は、外壁材と躯体の間に空気層を設けることで壁内結露を抑制する作用が
あります。 また、直射日光による日射熱を通風により、遮熱する効果もあります
金具留めは、サイディングの熱伸縮による動きに対応し、サイディングの板の破損を
軽減する働きがあります。 もちろん地震時の建物の揺れに対しても有効です
それでは、工事の説明をしましょう
写真の外壁に取り付けられた木が、通気胴縁です
よく見ると、半円状の穴が開いているのがわかりますか
この穴が空気の通り道となります
この通気層の中は、暖かく、外敵の侵入の恐れがないため、てんとう虫やカメムシが進入して
すみかにしてしまうことが多々見受けられます(解体工事なのでよく見かけます)
軒部分では、この通気層にコウモリが住みつくことも稀ではありません(本当ですよ。フンなど、すごいんですよ)
これを、防止するための部材が、以下の防虫網、通気見切り部材です
このような部材がきちんと施工されているか、念入りに確認します(もちろん写真に記録)
いよいよサイディング施工です
金具留め工法は、専用金具でサイディングの版を挟み込むことで、仕上げ材の表に釘が見えてこない工法です
見た目もよいですし、上述したように緩みをもったフレックスな納まりであるため、板の破損を抑制します
※ただし、部分的に「脳天釘打ち(サイディングの上から釘を打つこと)」となる個所はありますので、100%釘打ち
なし、というわけではないことをご了承ください
サイディングを張り終えると、ジョイント部にシール工事を施して、外壁工事が完了となります
外部足場がバレて、外観が披露される日も間近です
by okuda