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春より設計に着手して現在、木工事中の大改造リフォームです。もともと住宅兼診療所であったRC造の建物の中身をほぼ総とっかえです。木造の場合には新築時の図面が残っていれば、補強をしながら、柱や壁を移動して計画していきますが、RC造では、以前ご紹介したFKN同様、柱スパンが広く、リフォームに伴って柱や壁をとったりせずに自由な計画ができます。既設は結構細かく部屋が分かれていたり、あちこちに段差があったり、断熱材もなく厳しい状況でした。それをスケッチのような、大空間のパブリックスペースや、AVルームが隣接されたホテルライクなベッドルーム、コンクリート土間のゲストルームやワークスペースなどへ劇的に大変身させる予定です。コンクリートの素材をそのままインテリアに現すことによりコストを削減し、モダンな雰囲気を引き出します。こうご期待ください。
(AFTERのスケッチはクリックすると、スライドショーで大きく拡大してみることがでますが、BEFOREの写真は大きくすることができません。ご了承ください)
BEFORE
現玄関は勝手口として流用。新しい玄関は木製の無垢扉。
細かく仕切られた和室が大空間へ
AVルームに変身
旧診療所はゲストルーム、ワークスペースに
新しい風呂と脱衣はガラスで仕切られているためホテルライクで広々。
AFTER
リビングダイニングキッチン和室が一つの大空間。空調を考慮してスライディング間仕切りで3つに仕切れるようになっています。
数年まえにプチリフォームした1Fのリビングを残して広いメインベッドルームに流用。AVルームを隣接してホテルライクな大空間に変身
広めの廊下には一段下がった土間のあるゲストルーム、ワークスペースが並ぶ。解体前のふすまを間仕切りに使用します。また、スケッチにはありませんが、木ルーバーのさわやかな階段が二階へとつなぎます。