STAFF BLOG
昨日は、東京の建て替え物件の調査に行ってきました。
遠方なので、都内不動産やさん二社に土地調査をお願いしたのですが、
「再建築不可」とのこと。。。
周辺と過去の確認申請の書類を再度、見直しして、
「再建築可」と思われたので、昨日、区役所へ行ってきました。
結果は、「再建築可能」として、再度検討していただけることとなりました。
やった~!
住まいが、現実に完成するまでは、設計やプラニング、見積以外に、
「そもそもこの計画地は建築が可能か?」から始まって、
資金計画や隣地との関係など、
クリアーしなければいけないことがたくさんあります。
設計がかなり進んでから、他の理由で「とん挫」、という例は、
かつて弊社でもありました。
そんなことがあったら、お客様も弊社も、お互いに困りますよね。
最近、クリアーはしましたが、実際にあった問題は、
隣地の給排水が計画地に埋まっていた、
敷地境界が不明、
計画地に国有地があって、それを払い下げするのに約1年かかったなどなど
確認や話し合いに時間がかかってしまい、
思いがけず、着工まで時間が。。。ということが実は結構あるのです。
目に見えないお隣さんとの関係というのが、重要な場合がありますので、
計画中や着工前にあわてないように、
早めに情報を察知し、対応を考えておく必要があります。
お客様には、問題なのか、そうでないのかがわからない場合や
専門的なアドバイスが無いと解決できない場合も結構あります。
先週は、弊社のリフォームのお客様からのご相談で、
「お隣の家が朽ち果てて、お住まいにもたれかかってしまっていて困る。」とのことで
交渉して、ようやっと解体していただけることとなりました。
長年、解体の交渉に応じてくれなかったとのことです。
今度は、完全なリフォームができそうです。
成功ばかりではありませんが、長い間、問題解決にあたる中で、いつも思うのは
相手が納得できるようなご説明というのは本当に難しいし、
お客様と二人三脚でないと、クリアーできないことの方が多かったように思えます。
住まいを建てるには、
いろいろやることたくさんありますね!
たぶんこのあたりのことは、設計施工をしているから、
できることなのだろうと思います。
P.S.
昨日は、さすがにくたびれたので
息抜きに港区三田の「REN」に行ってきました。
さすが良く雑誌などに登場するフラワーショップです。
珍しいきれいな植物たくさんありました。
ほっと一息です。(*´○`*)ふぅ…
またのブログで。