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2018.09.13
「日日是好日」

働き始めて3年近く。
めっきり行く頻度が減ったのは、書店。

最低でも週に一度はふらりと覗いていたのに
ここのところは、月に一回行くかな???という程度。

先日、久しぶりにゆっくりと書店内を散策?!
売れ筋ランキングの棚から順に、手に取っていろいろと
しばらく品定め。

ネットで購入できるとはいえ、やっぱり手に取って眺められる
書店っていいな~と思いながら、時間を過ごしました。

「もうそろそろいいでしょー」と、自分の本も決まった
子供に急かされ、レジに向かおうとしたときに見つけた
棚のいちばん下にひっそりと置かれた文庫本。

帯に書かれた本文の抜粋を目にしたとき
まるで雷に打たれたかのような衝撃を受け、涙がポトリ。
「日日是好日」。
それが小説なのか、エッセイなのかもわからずに
”著者 森下 典子”というだけの情報で購入しました。
まさに「ジャケ買い」!

 

 

 

 

 

 

 

 
森下さんと言えば、20年ほど前、自身の前世と言われる
ルネッサンスの彫刻家を探す旅を書いたエッセイを楽しく
読んだ記憶があり、素敵な人柄に惹かれていました。

カフェに移動し、お茶を飲みながら読み始めたものの
まえがきを読むと、またまたアヤしい雲行きに・・・
不審そうな心配そうな視線を向ける我が子を前に
家で読むしかない・・・と断念。

内容はというと、ご自身が30年ほど習う茶道のことや
茶道と向き合う日々のことが書かれたエッセイ。

そ・れ・な・の・に
激しく感情を揺さぶられてしまった私。

巻末で解説を書く噺家の柳家 小三治さんの言葉に同感。

しかし、初版が2002年とは。
なぜ、いままで出会わなかったのでしょう。

本にはきっと出会うタイミングがあるのかもしれません。
本だけじゃないかな。。

茶道のことが書かれていますが、茶道の本ではありません。
(…と私は感じました。が正しいですね。)

ご興味があれば、ぜひお読みください。

10月13日、映画も公開になるそうです。

f.yoshizawa


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