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スタッフブログ
2015.05.22
コンクリート打設
YGMTの現場から。
今週はコンクリート打設。
心配だった天候も、コンクリート打設にはうれしい曇り。
天気が良すぎると、コンクリートのシマリ(硬化)が早すぎて
土間の押え(平滑にするためコテで均すこと)のタイミングが
難しく、途中から雨が降ろうなど・・・。
弊社では、外周部基礎立ち上がりと土間コンクリートは一体で
打設することを基本としています。
一体打設には、とても労力がかかるのですが・・・
外周部に打継が出来ないため、止水性能が向上、
打継面から宅内への害虫進入を抑制出来ます。
まずは、コンクリートの品質検査から。
コンクリートのスランプ・空気量・温度などが配合計画書の基準に
準拠しているか打設前にチェックします。
問題ないことを確認し、打設開始。
最初に外周立ち上がり部の土間レベルまでを打込み、
続いて立ち上がり部にコンクリートを流し込みます。
このように時間をズラスことで、浮かし型枠の下から
コンクリートが噴出してしまうことを軽減させます。
立ち上りコンクリート充填後、最後に土間へコンクリートを流し込みます。
そして、土間の水が引いてきた頃合いを見計らって、
金鏝にて丁寧に押えていきます。
コンクリートは、水が引き始めると表面に収縮クラックが入ってくるのですが、
このタイミングにコテで押えることにより収縮クラックを防止出来ます。
無事打設完了。
最後にシートで基礎全体を覆って養生。
このまま、しばらく養生期間のため基礎工事は休工。
さて、その間に、屋外給排水配管工事を進めます。
by okuda