STAFF BLOG
GWが終わったと思ったら、あっという間に6月になってしまいました。
M PROJECTでは仕上工事が着々と進み、もうすぐお引渡しです!
コンパクトな平屋のお家で、ヨーロッパ調の少しクラシカルな雰囲気の内外装に。
キッチンも据わり、タイルも綺麗に貼っていただきました!!
これから家具やカーテンが入り、外構工事も始まりましたので、もう完成間近です。
インテリアを入れると、また雰囲気が変わるので、お引渡しの日がとても楽しみです!!
さて、毎度、勝手に建築を紹介させていただいておりますが、今回は北海道の建物をご紹介します。
札幌市内の大正時代に建てられた建物で、カフェとしても大変人気のある『北菓楼 札幌本館』
北海道庁図書館として使われていましたが、耐震補強を行い菓子店へコンバージョンされました。
設計施工は竹中工務店、基本デザインは建築家の安藤忠雄さんです。
中に入ると、古い煉瓦の壁とコンクリート、細い柱に支えられたヴォールト天井という新旧が混合した印象的な空間が広がっています。
北菓楼さんは開拓おかきで有名なお店で、シュークリームなどのスイーツも美味しいです。
開拓おかきは帆立がお勧めとのこと(道民談)
名建築でお買い物&カフェを楽しめる建物となっています。
2階がカフェになっているのですが、2階へ続く階段がとにかく格好いい!!!!!
見事な石造りで、手すりをスリスリと何回も触ってしまいました・・・・
旧北海道庁図書館と同じ年に建てられたのが、札幌控訴院です。
設計は司法省会計課で、当時札幌で代表的だった技術者さん達が集められ建てられたようです。
札幌軟石を使った建物で、正面の車寄せのデザインが特徴的。
エントランスを入ってすぐ、立派な廻り階段が出迎えてくれます。
ステンドグラスのデザインが好きなのですが、もっとタイプだったのが階段の手すりです!
壁に合わせて絶妙に曲がりくねっている木の手すり。こちらでも、しっかりと触らせていただきました👐
裏から見ると階段空間が特徴的なプロポーションとなっていて、欧州デザインの影響を感じます。
素晴らしい近代建築です。
他にもご紹介したい建物がたくさんありました。
こうした建物が人の手によって生まれているのだと考えると、毎度、職人さんの腕に感心してしまいます。
SHOEIの現場も施工業者さんの技術に支えられています。日々、感謝です。
FUKUNAGA