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ピザ釜をつくりたい!というお客様方のご要望にお応えすべく、
日曜日、ピザ釜づくりのワークショップに千葉まで行ってきました。
ピザ釜は、費用と日数が比較的かかるので、なかなかワークショップがありません。
今回は、アースオーブン。
こんな感じの土でできた釜。
http://www.handprintpress.com
その歴史は古く、アメリカ大陸、中東や北アフリカなど世界中のあちこちで使われていたとのことです。
土と砂があればどこでも作れ、壊れたりひびがはいっても補修も簡単。
役割を終えたら、もとの場所に土や石として還すことができるエコな窯。
主催者の方も、初めて作るとのことで、一緒に考えながらしていきました。
耐熱煉瓦の土台の上に水を含んだ砂を盛ります。
大きさは、直径などに黄金比などがあるようで、その寸法でだいたいつくります。
次の工程で粘土(土と砂と水)を上に貼りつけます。
これが固まった後で、砂を除くと、釜の空洞ができます。
ドーム型が遠赤外線を中心に放射するので、よいとのこと。
なるほど!
濡らした新聞で砂を囲み、後で砂を取りやすくします。
昼ごはんは、ボランティアの方々が会場の農園で取れた、野菜を天ぷらに。
参加者の方が持ち寄ったマシュマロで焼きマシュマロも。
トン汁とダッチオーブンで炊いたご飯。美味しかったです!
サツマイモも炭火でホクホク。
午後は、いよいよ粘土貼り。
土と砂に水を混ぜ、皆で足で踏み付けて練っていきます。
近所の土とホームセンターの砂。
団子状にして下から重ねて貼っていきます。
今日の工程はここまで。
次回は2層目の粘土を貼ります。
このアーズオーブン、費用も低廉で、お子さんたちと作る過程も楽しめます。
ホームパティーも楽しそうですね!
このワークショップも地域コミュニティづくりが目的とのこと。
ひび割れても土なのですぐ直るし、エコで、手軽でいいですね。
パーマカルチャーというとても大切な意味もこの釜にはあります.
これは深いですね。
これからはこんなことが大切な時代に日本もなっていくのだろうと思います。
子供さんたちにそんな話をしながら作るとよいかも。
ピザ釜づくりは、レンガや大谷石など様々な作り方があり、
煙突の位置なども本によっては違う。
ピザ釜作った方、複数に聞いてみたり、実際やってみなければわかりませんね。
本1冊読む前に、まずやってみるというのが早いですね。百聞は一見にしかずです。
ピザ釜づくりって、釜をつくってピザを焼くという目的もいいですが、
それ以上にたくさん学ぶことがあるんですね。
とてもいい経験になりました。
主宰のヒミツキチさんありがとうござました。