STAFF BLOG
スタッフブログ
2012.04.28
TBT 断熱工事
今回は断熱工事です
弊社で採用している断熱材は、水で発泡する「ｱｸｱﾌｫｰﾑ」という商品です
※詳細は日本ｱｸｱHP参照下さい
専用のﾄﾗｯｸで現場へ乗り入れ、機械で2液を混合し吹付けます
ﾉｽﾞﾙから液がｼｬﾜｰ状に吹き出すと、吹付けられた液はみるみる発泡し、
あっという間に凝固してモコモコになります
見ていると面白そうなのでやってみたい! と思うのですが、実際に吹いている職人は
液が体にかからないよう、顔から脚の先まで完全ラップされ、現場内開口部もすべて
養生しているため、内部はサウナ状態
夏場は30分施工して、1時間休憩しないと倒れてしまうそうです
とっても過酷な作業なんだそうです
軽々しく、「面白そう!」などと言ったら、怒られてしまいますね
職人は、長野県の諏訪から来ているので、「甲府って、いつもこんなに暑いんですか?」
と、毎回口癖のように言われます
でも、実際そうなんです! いつでも暑いです
そして冬は、いつでも寒いんです!
生活環境は、過酷です
話が脱線してしまいましたが、吹付け作業が終わると、躯体からはみ出した部分を
専用のナイフで切り落とす作業となります
切り落とした断熱材のカスだけでもすごい量となります
この断熱材の行く末を訪ねると、再利用はされず産廃処分となるそうです
なんか、もったいないですね
このカスの再利用方法、どなたか考えて下さい
そうしたらもっと、ECOになりますね
すべてが完了すると、こんな感じになります
筋交い等の隙間にも隈なく充填出来るので、気密がとれ、断熱の縁切れがなく
断熱性能が確保出来た住宅となります
現在、施工依頼が軒並み増えているそうです
うらやましい話ですね
皆さんも、採用してはいかがでしょうか?
by okuda