山梨県の注文住宅、設計・施工｜株式会社SHOEI

こんにちは。設計の大原です。
このプロジェクトは既に着工し、現場レポートされていますが、
あらためまして新規プロジェクトとしてご紹介させて頂きます。
小さな住まいで大きく暮らすがコンセプトのユニテ第三段です。

今回も機能・性能・スタイルなどに妥協することなく素敵にくらせる住まいを考えてみました。
このおうちは甲府市の北口の住宅街の中にあり、小学校、アパート、戸建住宅などに隣接しているため
周囲の視線や光の入り方、視界の開け方などに配慮し、建物を配置しました。
敷地形状が台形でしたので建物を敷地境界に平行にせずに、少し建物軸を振ることによって
いくつかのスペースをつくり、家庭菜園や駐車場、物置スペースなどに割り当ました。
（平面図を出せないので言葉だけの説明ですみません。）

そよ風を採用しましたので屋根も南垂れの片勾配になっています。
そよ風を入れると建物形状が単調になりがちなので
今回は、全くのキューブ型ではなく、平面的に少し張り出しを設け、外観にリズム感を出しました。
LDK部分は20畳以上の一室空間でデッキを介し庭と一体となり、
より開放的な居住空間となる予定です。
また、収納を兼用した廊下で各室をつなぐことにより空間を有効活用したり、
洗濯物を一日中干せるインナーバルコニーなどのアイディアも盛り込まれています。

内部のイメージラフスケッチはこんな感じです。

↑当初の案　張り出す位置を南側にしていました。

最終案↑こんな感じ。デッキ面にはフルオープンの掃き出し窓があり、内部との一体感を高めています。

11月末の完成に向けて暑い中みんな頑張っています。
では近々もう一つのUSRT　PROJECTをご紹介しますのでそちらの方もよろしくお願いいたします。

by T.ohara