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2015.10.04
ポートランド研修記その1

アメリカ オレゴン州 ポートランドへ9/20~9/27まで1週間行ってきました。

帰ってきたら、さすがに仕事が山のよう。。。(TT)
ポートランド、ブログにUPしないの?楽しみにしてます!とお客様からメールが。すみません。
ボツボツ何回か分けでUPすます!

さて、ポートランドはここ数年、ブルックリンと並んで、ファションやフード、インテリアなど世界に情報を発信してきた「まち」です。
全米で住んでみたいまちNO.1、世界の環境都市No.2、世界や全米からクリエーターさん達が集まってくるまち、人口が毎年2万人程度増加しているまち、コーヒーのサードウエーブが開花したまち、最も出産に適したまち、最も全米で菜食主義者にやさしいまち、全米で最も自転車通勤に適したまちと様々な呼ばれ方をされています。

また、リノベ、DIY、ハンドクラフトの聖地とも言われています。

数年前、ポートランドの「KINFOLK」という人々の日常が美しい写真と共に描かれているライフスタイル雑誌でこの「まち」を知ってから、いつかは実際に見てみたいと思っていました。

これだけ、クリエーターさんが世界から集まる理由はなんだろう?
フードやファッション、インテリアなどでこれだけ、日本や世界に影響力をもった理由はなんだろう?
私的には、15年前に甲府盆地に提案した「サステぃナブルコミュニティー」のまちそのものがそこにはある。

あと、R&WデザインのACE HOTELを見たい!というのが行ってきた理由です。

あと、一人で行って来た訳は、社長の息抜き。。。ではなく、
たぶんSHOPを廻る数とスピードが普通の人はついて来れないと思われることもあります。
ということで本題に。

■初日に街を歩いてみて

東京からマイナス16時間。出発した前の日に後戻りして、タイムスリップ。

初日、空港からMAXライトレールという低床バリアフリーの路面電車に空港から市内に入り、

目的も定めず、到着した日5時間くらい歩きつづけました。

日曜日で両替所がどこも開いてませんでした。MAX、クレジットカードが使えてよかった。。。

MAX
60m毎(他のアメリカの都市は120m毎)に街区が細かく分かれていて、

車の制限があって市内は車が少ないです。

先ほどのMAXと、ストリートカーという路面電車とバス、自転車、徒歩が主な移動手段になっています。

自転車もバリアフリーの路面電車にそのまま積めるようになっています。いいですねこれ!
自転車積み込み
各停車場も見えるほど近い距離にあって、徒歩を重要視したまちづくりということがわかります。

ポートランドの郊外には、緑が豊かですが、まちの中にも、公園や街路樹がたくさんあり、とてもゆったりとした時間が流れている感じです。
以前行ったニューヨークの緊張感とはまったく違った感じ。
kouenn

自転車で行きかう人が多いですね。専用レーンも整っています。

ナイキやコロンビア、キーンなどアウトドアメーカーの世界の本社があるのもすごいです。
理由は、様々なカルチャーの中心となるクリエーターさんたちが多く、コラボしやすいのもその大きな理由の一つとのこと。
のんびりしていて刺激的なこんな「まち」だったらいい発想浮かびそう!
naikihonnsya
上の写真は、ナイキの世界の本社。
201リノベで採用したヴィンテージの工業系のランプが一杯釣り下がってます。
かっこいいです!って時間が遅くて中に入れませんでした。

街を歩いていると、地区ごとに特色があるのがわかります。

下は、アメリカでも有名なアウトドアショップ。
従業員もヴィインテージ!という感じでおじいちゃん、おばあちゃんががんばって働いていて好感が持てました。
売ってるものはさすが!でした。ポートランドの紹介でよく使われる建物です。

このまま東京に持ってきてもかっこいいですね。
autodoa
市内は、東西1.5km、南北3.5kmの範囲。

カフェやレストラン、ビールのブルワリーがやたらと多いです。

ファーストフードのマクドナルドは一軒しか見かけませんでした。
sutannputaunn

(上の写真はスタンプタウンコーヒー。コアヴァ コーヒーと共に有名なショップです。)

コアヴァの方は、店舗の造り方、すごく良かったです。

日本からその手の方々が視察にきて、バシバシ写真撮ってました。

ポートランドってほとんどショップ撮影禁止ってないみたい。

話は戻って、その場で造っているハンドメイドのハンバーガーとかサンドイッチがメチャメチャ美味いし、

おしゃれなたくさんあるコーヒー専門ショップでいただいた方が全然おいしいので、

マック行かないかなあという気がします。

ついでにポートランド消費税無いので、他の町から買い物に来る。

これも良く考えてますね。
sandoitti
オーガニックでハンドクラフト。大量生産品を解凍して出すレストランに比べれば、その味は言うまでもないです。

このことが、たぶん、ここポートランドではどの産業でも根付いている感じです。これポイント。

造っている人が目の前にいるというのもこのまちのポイント。造り手の顔が見える。

後日のブログでUPしますが、ポートランドが繁栄した理由の一つに大量消費とモータリゼーション(車社会)からの決別ということがあったのです。

街行く人々やショップの方々も、日本のおしゃれなショップの店員さんみたいに、

ファッションキメキメ、ビッシッ!ドウダ!みたいな雰囲気はまったく無く、力の抜けたいい感じのファッションでした。

もじゃもじゃ髭のTATOOでかっこいいお兄さんたくさんいました。
「アーユー ジャパニーズ ヤクザ?」と日本語のような片言英語で聞くと
「ノーノー」とお兄さん笑ってました。

TATOO人気あるんですね。

待ちの都市ガス配管。ガス漏れしそうなこの配管も妙にカッコイイなあと見入ってました。

gasu

建物もインテリアも、どこ見ても参考になりました。
po-ot

そういうわけで、1日目は、時差ボケか時間の感覚がつかめないまま、終わり。

ホテルに帰って仰向けで服のままベットに寝てました。。。

脚も動かなくなりましたが、

ついでにデジカメも動かなくなりました。。。次の日はもっと大変なことが待っていたのです。

P.S.
ところで、明日は、リノベの取材。質問項目いくつかメールきてたけど、まだよく見てないし。。。
ごめん!山本君!本番一発でいい?


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