STAFF BLOG
前回の投稿から間が空いてしまいました、、、
法的な権利関係の話はまた時間があるときに書きます。。。
タイニーハウス改修ですが、GWの連休を使って屋根の塗装を行いました!
はしごを使って屋根に登って確認すると、築後30年近く経っているため、かなりスレートが劣化しています。
表面がザラザラとしており、表面が白くなっており、苔も所々生えています。
苔が生えているということは、屋根材が湿気を含んでおり、放置しておくと、
年月をかけてそこから雨染みが屋根材の内部に浸透し、下地材の腐食や、雨漏りの原因ともなってしまいます。
スレート材が割れている箇所もありました。
下から見るとそれほど、高くはないと感じましたが、上から見ると北側の屋根が切れているので、少し怖い。。。
転落すると大けがしそうです。。。20代の頃ならこれくらいの高さなら、平気だったのですが。。。
ということで、まず足場を建てることにしました。
昔、土木の職人さんが会社の倉庫で作業していたことを思い出し、えっちらおっちら。。。
すぐできると思っていましたが、半日もかかりました。。。疲れた。。。
屋根については、仕事であれば板金のカバー工法を選びたくなりますが、お金がかかるので、塗装をすることにしました!
塗料には様々な種類があり迷います。
https://protimes.jp/journal/gaihekitosou/paint-type-650
(写真はこちらからお借りしています。)
今回は、最もポピュラーな、値段と耐久性のバランスがあるシリコン塗料を選択しました。
まずは、屋根材の割れをコーキングで補修していきます。
板金の釘抜けも釘を打ち返し、コーキングで止水します。
そしてお次は、高圧洗浄。。。これもすぐ終わるだろうと思っていましたが、なかなか時間がかかります。
苔がなかなか除去できず、ワイヤブラシで手作業で削り取ります。
おまけに、靴が滑って転びそうになるため、裸足になって作業をしているところ、屋根が太陽熱で熱くなっており、水で冷やしながら進めます。
なんとか頑張って、半日以上もかかってしまいました。今日の内に下塗りまでしたい。。。
塗装は、3工程あります。
➀下塗り(スレートに中塗り、上塗り塗料を密着させるために、下地処理用の塗料を塗ります)
➁中塗り(保護塗料1回目)
③上塗り(保護塗料2回目)
ここで、縁切りを行います!
スレート塗装なんて自分でやったことないよ!と思い、色々調べていると、縁切りの重要性について協調されていました。
スレートの構造上、万が一、スレートの裏側に水がまわった場合、まわった水の出口が無いと、
行き場を失った水により、雨漏りの原因となることがあります。
塗装をする場合、塗料で固まってしまうことで、スレート同士がくっついてしまい、縁が切れなくなってしまい、
雨漏りの原因になることが多々あるようです。
そこで、タスペーサーという縁切りのプラスチックを塗装前に挟むのですが、
調べたら意外と高いので、余っていた木片を挟んで対処しました(^^
https://paint.saneki.co.jp/useful/1066-2
(写真はこちらからお借りしています)
https://www.muraitoso.jp/blog/1794/
(写真はこちらからお借りしています)
スレート下処理、高圧洗浄、木片タスペーサーで1日が終わってしまいました。。。
2日目、朝7時から塗り始めスタート。
まだ、白州は涼しいですが、太陽熱で、スレートが熱いです。。。
下塗りをしていきますが、思った以上、吸い込みが早い!!!
スレートが劣化しており、あっという間に塗料が無くなっていきます。
梯子を下りたり登ったり、全身塗料まみれ、汗だくです。
しかも、塗料でスレート同士が、固まってしまうことを恐れ、ローラーでなく、刷毛で塗っていったので、時間がかかります。
ローラーで塗れば早いのですが、そうすると、後でスクレーパーで、屋根上で動き回って縁切りしていくのが、億劫なので、手作業で細かくやりました。。。
なんとか、下塗り、中塗りまで終わり、夜は近くの温泉へ。
夜は一人でBBQしました(^^
3日目も朝7時から塗り始め、お昼ごろ。。。。やっと完成!
美しい。。。これで10数年は大丈夫です。
遮熱タイプの塗料を塗ったので、建物内の温度が肌で感じるくらい、下がりました(^^
雨も心配でしたが、無事完成しました!
疲れたけど楽しかった~
次回は、寒冷地の水道事情について書きたいと思います(^^
最近は、寒冷地の水道についてあれこれ考えています。。。
By K.Ohara